益智
やくち
名詞
標準
bitter seeded cardamon
文例 · 用例
刀をめちやくちやに振り廻した。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
なんだい、無慾だの何だのと悟り顏なんかしてゐても、相手が若い女だと、すぐもうわくわくして、聲まで變つて、ぺちやくちやとお喋りをはじめるのだからいやになります。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
魚がこんどはそこら中の黄金の光をまるつきりくちやくちやにしておまけに自分は鉄いろに変に底びかりして、又|上流の方へのぼりました。
— 宮沢賢治 『やまなし』 青空文庫
ありあけながい疾患のいたみから、その顔はくもの巣だらけとなり、腰からしたは影のやうに消えてしまひ、腰からうへには藪が生え、手が腐れ身体いちめんがじつにめちやくちやなり、ああ、けふも月が出で、有明の月が空に出で、そのぼんぼりのやうなうすらあかりで、畸形の白犬が吠えてゐる。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
ながい疾患のいたみから、その顔はくもの巣だらけとなり、腰から下は影のやうに消えてしまひ、腰から上には藪が生え、手が腐れ身体いちめんがじつにめちやくちやなり、ああ、けふも月が出で、有明の月が空に出で、そのぼんぼりのやうなうすらあかりで、畸形の白犬が吠えてゐる。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
馬は土塀をはね越えて、となりのリンプー先生の、けしのはたけをめちやくちやに、踏みつけながら立つてゐた。
— 宮沢賢治 『北守将軍と三人兄弟の医者』 青空文庫
そのとき鰯もつぐみもまっ黒な鯨やくちばしの尖ったキスも出来ないような鷹に食べられるよりも仁慈あるビジテリアン諸氏に泪をほろほろそそがれて喰べられた方がいいと云わないだろうか。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
このなかでいちばんばかで、めちやくちやで、まるでなつてゐないやうなのが、いちばんえらいとね。
— 宮沢賢治 『どんぐりと山猫』 青空文庫
作例 · 標準
益智は、独特の香りが特徴のスパイスで、料理やお茶に使われる。
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このカレーは、益智の香りが効いていて、とても本格的だ。
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漢方薬では、益智が健胃作用を持つとされることがある。
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