逃げ延びる
にげのびる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to escape to a safe place
文例 · 用例
そこで一同はどさくさせぬように、しかし一刻の猶予もなく、国外へ逃げ延びる仕度をした。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
しかし半町ほど逃げ延びると、わたしはある軒下に隠れながら、往来の前後を見廻しました。
— 芥川龍之介 『報恩記』 青空文庫
」と唸つてゐるドサクサに僕は窓を蹴破つて一目散に逃げ延びるのであつた。
— 坂口安吾 『霓博士の廃頽』 青空文庫
果して隠れ了せてこの地を逃げ延びることができればそれは結構であるけれど、もうその評判がお松の耳にまで聞えるようになっては、この狭い天地でさえも危ない――とお松はそれを考えると、剣の刃を渡るようにハラハラしました。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
這々の體で一丁ばかり逃げ延びると、夕靄の中には親分の平次、ニヤリニヤリと笑つて迎へるのです。
— 碁敵 『錢形平次捕物控』 青空文庫
這々の体で一丁ばかり逃げ延びると、夕靄の中には親分の平次、ニヤリニヤリと笑って迎えるのです。
— 碁敵 『銭形平次捕物控』 青空文庫
」 にげのびる手立てをさがしながら、すがたを見られずに立ち去れるのかしらと思っていたところ、気づけばお空のなかにぱっとへんてこなものが登場。
— ALICE IN WONDERLAND 『アリスはふしぎの国で』 青空文庫
作例 · 標準
空襲で街が火の海になる中、一家は奇跡的に川の向こう岸まで逃げ延びた。
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遭難した登山者は雪洞を掘って寒さを凌ぎ、救助隊が来るまで逃げ延びた。
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絶滅危惧種のその動物は、孤島という閉ざされた環境で細々と逃げ延びてきた。
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