放りっぱなし
ほうりっぱなし
副詞
標準
untouched
文例 · 用例
前から康子は土蔵の中に放りっぱなしになっている箪笥や鏡台が気に懸っていた。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
あのときばかりは船長以下、舵もコンパスも放りっぱなしにして、みんながいっしょにすがりついて、船橋をごろごろころがった」「そうでしょう。
— 海野十三 『恐竜島』 青空文庫
市木さんの方でも放りっぱなしだった。
— 豊島与志雄 『絶縁体』 青空文庫
片山からの電話を三四度も素気なく放りっぱなしにしたことが、何か取り返しのつかない失体のように頭を掠めた。
— 豊島与志雄 『野ざらし』 青空文庫
公園の垣根のところまで来ると、千二は、そこに一台のりっぱな自動車が、運転者もいないで放りっぱなしになっているのに気がついた。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
公園のそばに、放りっぱなしになっている無人自動車は何であったろうか。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
おれは敗亡して、結構、ではやってみるがよかろうといって放りっぱなしておくと、果せるかな、叩きつけそこなって鮭をばらまく、そいつを大汗で掻き集めて罐へおしこむ、それをまたばらまくというえらい騒ぎになった。
— 久生十蘭 『南部の鼻曲り』 青空文庫
「お父さんも初めは怒っていらしたけれど、……私としても、あなたが余りなことをするものだから、……でも決して放りっぱなしにしたわけではありません。
— 豊島与志雄 『二つの途』 青空文庫
作例 · 標準
彼の部屋はいつも物が放りっぱなしで、どこに何があるか分からない。
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宿題が放りっぱなしになっているのに、彼はゲームばかりしている。
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「また洗濯物が放りっぱなしじゃないか!」と母が呆れて言った。
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