姥
うば
名詞
標準
elderly woman
文例 · 用例
草津の姥が餅も昔のなじみなれば求めんと思ううち汽車出でたれば果さず。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
しかし、お祝言の時などの島臺の、れいの蓬莱山、尉姥の身邊に鶴と一緒に侍つて、鶴は千年、龜は萬年とか言はれて目出度がられてゐるのは、どうやらこの石龜のやうで、すつぽん、たいまいなどのゐる島臺はあまり見かけられない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
もう二、三日で盆休みが来るという七月九日の午すぎに、歌女代はとうとう精も根も尽きはてて、山姥を踊りながら舞台の上にがっくり倒れた。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
)(姥石まで行けましょうか。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
あと姥石まで煙草売るどこなぃも。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
モウ四十に近い姥桜とは夢にも思えない豊満な、艶麗な姿を、婦人正風会の椅子に据えて、弁舌と文章に万丈の気を吐き始めた。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
」と立身に頭から叱られて、山姥に逢ったように、くしゃくしゃと窘んで、松小僧は土間へ蹲む。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
髪は姥子に、鼠小紋の紋着、胸に手箱を掛けたり。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
noh mask of an old woman
作例 · 標準
例句