維
維
名詞
標準
文例 · 用例
なぜなら詩の骨骼たる外形律が、既に単調を感じさせる場合に於て、内部的なデリケートな繊維律は、何等の能力をも有し得ないから。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
――を高調し、**明治維新の溌剌たる精神を一貫せねばならないのだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
晃平が、先刻、未だ日の暮れないうち、朝飯の菜にとて、山款冬数十茎を折って来たのを、みんなして、退屈|凌ぎに、繊維を抜いては、鍋へ投げ入れる。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
頂点は風力が強くて、雪を飛散させるためと、傾斜急峻で雪の維持力に乏しいためとで、かえって雪は少量または稀有である。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
明治の維新後県立の中学に変わった。
— 葉山嘉樹 『死屍を食う男』 青空文庫
そしてこれは、社会の一切の根本は、労働者の労働によって、維持される、ということを語るものだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
旧き宗教を維持せんとするの結果、フランス国が失いし多くのもののなかに、かの国にとり最大の損失と称すべきものはユグノー党の外国脱出でありました。
— 信仰と樹木とをもって国を救いし話 『デンマルク国の話』 青空文庫
文学は独立の思想を維持する人のために、もっとも便益なる隠れ場所であろうと思います。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫