家路につく
いえじにつく
表現動詞-五段-カ行
標準
to start for home
文例 · 用例
こうした第一印象を受けた人には、この聖都の人々はなんという馬鹿ばかり揃っているのであろうと軽蔑するが、さて少しばかり話をして家路につくと、すぐに聖都の人たちはかれらを見付けてこう言うのである。
— ラザルス 『世界怪談名作集』 青空文庫
サーシャを学校まで送りとどけてしまうと、彼女はゆっくりと家路につくのだったが、その時はいかにも満ち足りた、ゆったりと安らかな、愛情のあふれこぼれんばかりの気持だった。
— DUSHECHKA 『可愛い女』 青空文庫
馬は悧好なもので、家路につくと、足並も速い。
— 中谷宇吉郎 『雪後記』 青空文庫
夕方 No.532とか No.533とかいう御化粧をした娘さん達がいそいそと家路につく姿を想像したら独りで微笑まれた。
— 中谷宇吉郎 『霜柱と白粉の話』 青空文庫
それからは話に夢中になってスメルジャコフのことはしばらく忘れられていたのだが、それでもやはり心の底に残っていたため、アリョーシャと別れて、ひとり家路につくと同時に、この忘れられていた感覚が不意にまた頭を持ち上げたのである。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
あなたが返せと言うまでは」 トリガーセンが家路につくと、メアリが振り向いたので、論争に勝った気がした。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
高校へ見にいっても、家路につくときにはおなじ気持ちになるのではないか、と懸念します。
— 片岡義男 『道順は彼女に訊く』 青空文庫
作例 · 標準
山積していた業務にようやく目処が立ち、安堵の溜息を漏らしながら家路につく。
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夕焼けが空を赤く染める頃、公園で遊んでいた子供たちが名残惜しそうに家路につく。
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祭りの賑やかな余韻に浸りながら、提灯の明かりを背にして家族で家路についた。
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「お疲れ様」と互いに声を掛け合い、同僚たちと別れて一人静かに家路につく。
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