旨がる
うまがる
動詞-五段-ラ行
標準
to relish
文例 · 用例
」などと銀座のはち卷で旨がる處か、ヤタ一でも越前蟹(大蟹)を誂へる……わづか十年ばかり前までは、曾席の膳に恭しく袴つきで罷出たのを、今から見れば、嘘のやうだ。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
故に君子は庖厨を遠ざくで、下女が何を触れた手で調えたか知らぬ物を旨がるところが知らぬが仏じゃ。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ドダイ西洋料理を旨がる田舎漢では食物の咄は出来ないというのが緑雨の食通であったらしかった。
— 内田魯庵 『斎藤緑雨』 青空文庫
ミネがうまがるとほっとした顔になり、食べぬとあらわな不安をみなぎらせる閑子、ところが閑子はそれを言葉にはしない。
— 壺井榮 『妻の座』 青空文庫
作例 · 標準
例句