ぶるん
ぶるん異読 ぶるり
副詞-と副詞
標準
with a vroom
文例 · 用例
曰く「われは横綱らしく強いところを見せようとして左の腕を大きくぶるんと振って相手を片手で投げ飛ばそうとしたが、相手は小さすぎて、われの腕はむなしく相手の頭の上を通過し、われはわが力によろめき自ら腰がくだけて敗れたのである。
— 太宰治 『男女川と羽左衛門』 青空文庫
大人の狐にあったら急いで目をつぶるんだよ。
— 宮沢賢治 『雪渡り』 青空文庫
」 ゆるしが出たのでポチは、ぶるんと一つ大きく胴震いして、弾丸のごとく赤犬のふところに飛びこんだ。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
佐伯は、一言も発せず、ぶるんと大きく全身をゆすぶって私の手から、のがれた。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
」 その時のことを、北山はなまなましく想い出して、溜息とも叫びともつかぬ、得体の知れぬ声をうめきながら、ぶるんと首を振っていると、電車が来た。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
よかったわね」 彼女はぐったりとしている赤ん坊の頬をぶるんぶるんさせてあやしたけれども、赤ん坊は気持ちよさそうにぐったりと眠りつづけていて、決して笑いだしもしなければ目さえも動かさなかった。
— 佐左木俊郎 『猟奇の街』 青空文庫
さて、メロスは、ぶるんと両腕を大きく振って、雨中、矢の如く走り出た。
— 太宰治 『走れメロス』 青空文庫
その後、沼南昵近の或る男に会った時、その話をして、「何だってアンナに貧乏ぶるんだろう、」というと、「アレは沼南の癖だよ、」といった。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
作例 · 標準
バイクのエンジンがぶるんと低く唸り、彼は風を切って走り出した。
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彼女が首を振ると、豊かな髪がぶるんと揺れて周囲の目を惹きつけた。
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寒さで車のエンジンがなかなかかからず、何度目かでようやくぶるんと始動した。
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