骰子
シャイツ
名詞
標準
dice (esp. in mahjong)
文例 · 用例
三|段池谷信三|郎は骰子を頭上にかざして禮拜する。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
骰子だのルーレットだのトランプだの将棋だのドミノだのいうものは、そんな目的のために猶太人が考え出して世界中に教え拡めたものである。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
花札、骰子、穴一、銭占、豆握り、ヤットコドッコイのお椀冠せまで、何でも御座れの神|憑りで……」「うううむ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
その振袖娘の振る骰子が、内部に錘玉の付いたマヤカシ骰子と言う事実を存じておりまするのは今の処、広い博多に私一人かと存じますので……」「コレコレ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
これは然るべき本職の博奕打が、お熊さんの振る骰子に疑いをかけて、あとでコッソリ噛み割ってみたものに相違ない。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
息も吐かぬ間に骰子を掏り換えて、何の事もない愛嬌笑いにして見せると言う……おかげで蔵元屋の毎晩の上り高は大したものであろうが……これと申すもモトを質せばお熊さんの両親の不心得から起ったことで、お熊さんには何の罪も科もないこと。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
「お熊さんの振るカラクリ骰子が、どうやら本職の博奕打の眼に掛かって来たと思うと、一身一家の破滅を恐れた継母が惜し気もなく毒薬を粥に交ぜて殺いたもので、大事な御縁談、金の蔓の一人娘も、背に腹は代えられぬとは申せ、最初からその覚悟でお熊さんを育てたもので御座いましょうか。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
意志の力と自由によつて、宇宙が自分に都合よく、プロバビリチイの骰子の目が、思ひ通りに出ることを信じてゐる。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
作例 · 標準
運命を決める最後の一投、彼は祈るように骰子を振った。
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麻雀の親を決めるために、二つの骰子を卓の上に投げた。
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古い双六のセットから、象牙でできた小さな骰子が出てきた。
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