何となく
なんとなく異読 なにとなく
副詞頻度ランク #4941 · 青空 0 例
標準
somehow
文例 · 用例
しかし何となく陰気に薄暗くじめじめして、妙に気味の悪い厭な感じがしたので、夫人が直覚的に反対したにもかかわらず、ヘルンは一見して大いに気に入り、『面白いの家』『面白いの家』と、子供のように嬉しがって、是非それを買おうと言った。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
何となく眼に活氣がなく、悲しくやつれてゐるやうに見えた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
小さな、平凡な、退屈な村であって、しかも何となく懐かしく、記憶の藤棚の日蔭の下で、永く夢みるような村である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
それにもかかわらず、何となく心を牽かれる俳句であり、和歌の恋愛歌に似た音楽と、蕪村らしい純情のしおらしさを、可憐になつかしく感じさせる作である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この句はその実情を述べたものであるが、何となく辞世めいた捨離煩悩の感慨がある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
伊太利のナポリ辺へ行くと、市街の家並が不均斉で、登つたり降りたり、中庭を突つ切つたり、路地から路地へ曲つたりする迷路のやうな市街が多いといふことを聞いてゐるせいか、伊香保の町の裏通りを歩くと、何となく南欧の田舎町といふ感じがする。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
その頃の伊香保は、何となく感じが黒ずんで陽快な所がない。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
それに好い加減古びてゐるのと場所柄とで、何となく物寂びた雅致を帯びて、静かな廃屋といつたやうな情趣がある。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
作例 · 標準
今日は何となく気分が乗らないので、家でゆっくり読書をすることにした。
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古い写真を見ていると、何となく懐かしい気持ちが込み上げてくる。
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あの二人は付き合っているのではないかと、何となく勘が働いた。
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