肩にかかる
かたにかかる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to fall on one's shoulders (e.g. responsibility, duty)
文例 · 用例
その蚊帳のような、海のような、青いものが、さらさらと肩にかかる、と思うと、いつか我身はまた框に掛けつつ、女の顔が弗と浮いて、空から熟と覗いたのである。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
準之助氏に、何と云い出そうかと、思い悩んでいたので、部屋にそっと、はいって来た小太郎の手が、肩にかかるまで気がつかなかった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
昨夜の雪が、一吹き風が吹く毎にパアット吹雪のようにとびちって顔や肩にかかる。
— 一九二五年(大正十四年) 『日記』 青空文庫
男の手が女の肩にかかると、二人はぴったりくっついて一つの影となった。
— 豊島与志雄 『溺るるもの』 青空文庫
頬に当る毛髪が冷めたい生気を鋭く伝え、肩にかかる由子の重さが現実の苦痛を与えた。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
イリリヤの出張中は、自然その仕事の一部は十吉の肩にかかることになつたが、ちやうど大きな買附が一段落を告げて、次の仕事の下準備にそろそろ掛らうといふ時期だつたので、午前中などは頗る閑散であつた。
— 神西清 『灰色の眼の女』 青空文庫
ハラハラと落ち葉が、ふたりの肩にかかる。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
太い桜の幹が黒ずんだ色のなかから、銀のような光りを秋の日に射返して、梢を離れる病葉は風なき折々行人の肩にかかる。
— 夏目漱石 『野分』 青空文庫
作例 · 標準
「このプロジェクトの成否は、君の肩にかかっているんだ」と部長に念を押された。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
家族全員の生活が自分の肩にかかっていると思うと、弱音を吐くわけにはいかない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
王位継承者という重い宿命が、まだ幼い彼の小さな肩にかかっていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
試合終了まで残り1分、チームの逆転勝利への期待がエースの肩にかかる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview