大師堂
だいしどう
名詞
標準
hall with an enshrined statue of Kobo Daishi (at a Shingon temple)
文例 · 用例
弥太郎の妻のお松と下男の久助は大師堂参詣をすませて、桜の木かげに待たせてある親子ふたりを連れて門前へ出ると、そこには大師詣での客を迎える休み茶屋が軒をならべて往来の人々を呼んでいた。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
お松の主従が今日この大師堂で出逢ったのは、お島の母と妹である。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
明け六ツ頃に神田の家を出て、品川から先は殊にひどい雪どけ道をたどって行って、大師堂の参拝を型のごとくに済ませたのは、その日も午を過ぎた頃であった。
— 大森の鶏 『半七捕物帳』 青空文庫
落出の街はずれ大野大師堂でお通夜、ゆっくりして八時出立、それではどなたもごきげんよう、たいへんお世話になりました。
— 種田山頭火 『四国遍路日記』 青空文庫
普賢様へ詣でる、女子師範校を通りぬけて大師堂へ詣でる。
— 室積行乞 『行乞記』 青空文庫
之には、奉供養大師堂之塔と彫んでありまして、其横には発願主圓心禅門と記してあります。
— 尾崎放哉 『入庵雑記』 青空文庫
此の南よりの一本の柱と申すのが、甚だ形勝の地位に在るので、遙かに北の空を塞ぐ連山を一眸のうちに入れると共に、前申した一本の大松と、奉供養大師堂之塔の碑とが、いつも眼の前を離れぬのであります。
— 尾崎放哉 『入庵雑記』 青空文庫
此の南よりの一本の柱と申すのが、甚だ形勝の地位に在るので、遥かに北の空を塞ぐ連山を一眸のうちに入れると共に、前申した一本の大松と、奉供養大師堂之塔の碑とが、いつも眼の前を離れぬのであります。
— 尾崎放哉 『海』 青空文庫
作例 · 標準
高野山には、弘法大師空海を祀る大師堂がある。
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参拝客は、大師堂で手を合わせ、弘法大師のご利益を願う。
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このお寺の大師堂は、独特の建築様式で知られている。
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