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支那栗

しなぐり異読 シナグリ
名詞
1
標準
Chinese chestnut (Castanea mollissima)
文例 · 用例
二十八の歳に朝鮮から仕入れた支那栗を売って、それが当って相当の金が出来ると、その金を銀行に預けて、宗右衛門町の料亭へ板場の見習いにはいり、三年間料理の修業をした後、三十一歳で雁次郎横丁へ天辰の提灯を出した。
織田作之助 世相 青空文庫
私の庭にこの支那栗の樹が一、二本ばかり成長を続けている。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
この支那栗はその幹の様子、葉の様子も無論大体は似ているが、日本のクリとは異なって嫩い幹は滑かであり、葉の広いものはその幅およそ三寸五分もあり、初めは裏面も緑色だが、後にはそれが白色を呈する。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
支那栗すなわちアマグリは実の渋皮がむけやすく味が甘いのが特徴である。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
日本のクリとこの支那栗とをかけあわせてその間種をつくってみたら利益があることと思うが、もうどこかでその見本樹が出来ているかも知れない。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
だから中国の書物にある※栗または杭子を我がサヽグリにあて、茅栗を我がシバグリにあて、板栗を我がタンバグリにあて、山栗を我が中グリにあてるのはみな間違いで、これらはことごとく支那栗すなわち甘クリの内の品種名たるにほかなく、断じて我が日本のクリに適用すべき名ではないことを銘記していなければならない。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
やはり陸へ上がっているあひるは蹴飛ばしなぐりつけて池の中へ追い込んでやるのが正当であるかもしれない。
寺田寅彦 沓掛より 青空文庫
ただしなぐりこみへ出た時は、剣を用いなかったという事であった。
国枝史郎 名人地獄 青空文庫
作例 · 標準
縁日で買った支那栗の甘栗は、ホクホクしていて美味しかった。
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支那栗は日本の栗に比べて小ぶりだが、甘みが強いのが特徴だ。
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渋皮が剥けやすい支那栗は、お菓子の材料としても重宝される。
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