及び腰
およびごし
名詞
標準
bent back
文例 · 用例
生蕃、そんな及び腰をするなよ。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
」とて、……及び腰に覗いて魂消ている若衆に目配せで頷せて、「かような大魚、しかも出世魚と申す鯉魚の、お船へ飛込みましたというは、類稀な不思議な祥瑞。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
なほ何程の奥やあると、及び腰に前途を視む。
— 泉鏡花 『妖怪年代記』 青空文庫
ほんに一日齷齪と歎き足らひで、権兵衛が青いパツチに縄の帯、及び腰してひとすぢに土の臭を嗅いでゆく午後の光に蒔く種はかなしみの種、性の種、黒稗の種。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
及び腰で、手をさし延べているような、自分の態度のために、かえっていろいろな事件が起って来るのかもしれない。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
」とて、……及び腰に覗いて魂消て居る若衆に目配せで頷せて、「恁やうな大魚、然も出世魚と申す鯉魚の、お船へ飛込みましたと言ふは、類希な不思議な祥瑞。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
おしろい真白な婦人が、二皿の粽を及び腰に手を延べて茶ぶ台の上に出した。
— 伊藤左千夫 『浜菊』 青空文庫
内匠頭が及び腰に斬りつけたとき、梶川が、「何をなさる!
— 菊池寛 『吉良上野の立場』 青空文庫
標準
indecisive attitude