抜き差し
ぬきさし
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #41968 · 青空 41 例
標準
addition and deletion
文例 · 用例
然しまだ曾てなかつた新しい人物の創造は抜き差しならぬ心の複雑さの故に苦しんでゐる人々、その人固有の挙止を失はないで持つてゐる人々にのみ、自然な欲求となるのである。
— 中原中也 『アンドレ・ジイド管見』 青空文庫
小十郎は膝から上にまるで屏風のような白い波をたてながらコンパスのように足を抜き差しして口を少し曲げながらやって来る。
— 宮沢賢治 『なめとこ山の熊』 青空文庫
自分の意志でなかったにしても、親たちを引き寄せたりしたことは、何といっても抜き差しならぬ羽目に陥ち込んだものであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
この撥ぜ開けた巨都の中で一旗揚げる慾望に燃え盛って来た鼈四郎に取り、親友でこそあれ、他人の伯母さんを伯母さんと呼ぶぐらいの親身さが抜き差しができて責任が軽かった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
葛岡は、倶楽部の食堂で鬱積したものを吐き尽したためか、ぼんやりしてしまって、こゝまで来る間も殆ど無言ですし、この賑かな夜町と行人の中に入ってからは、きょろ/\してしまって、他愛もない夜店の智恵の環の抜き差しに感心したり、化粧水の売弘めの女弁士に眺め入ったり、まるで田舎者です。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
ありがたいことには、蓋を留めてあるのは二本の抜き差しのできる閂だけだった。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
書く側には、書き手としての抜き差しならない思い入れがあるでしょう。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
住職も弟子たちもみんな悪い人間ではなかったのですが、いったん悪い方へ踏み込むと、もう抜き差しが出来なくなって、だんだん深淵に落ちて行く。
— 地蔵は踊る 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
この書類は、情報の抜き差しが頻繁に行われるため、常に最新の状態を保つ必要がある。
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データベースの運用では、データの抜き差しを慎重に行う必要がある。
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彼の意見は会議で様々な議論を経て、多くの抜き差しがあった。
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標準
taking out and putting in
作例 · 標準
USBメモリの抜き差しは、データの破損に注意して行うべきだ。
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道具箱から工具を抜き差しする音が、静かな工場に響いた。
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彼は鍵の抜き差しに手間取り、なかなかドアを開けられなかった。
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標準
making do
作例 · 標準
限られた予算の中で、何とか抜き差ししてプロジェクトを完成させた。
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材料が足りないが、手元にあるもので抜き差しして作ってみよう。
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「まあ、これで抜き差しするしかないね」と彼は苦笑いした。
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