脚柱
きゃくちゅう
名詞
標準
文例 · 用例
」 新吉の酔って悪るく澄んだ頭をアレギザンドル橋のいかつい装飾とエッフェル塔の太い股を拡げた脚柱とが鈍重に圧迫する。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
私は脚柱の一つに耳を当てる。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
」 左手の脚柱の暗い投影の中に、濃い鼠の潮じみ雨じみた角錐形の天幕が一つ、その中に、これも鼠の頭巾附きの汚れ破れた雨外套をかぶって、誰やらごろ寝していた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
高い高い尖塔が空にそびえており、橋梁はまるで神業のように、全然脚柱というものなしに架っている、つまり*5セミラミーダの天の浮橋そっくりなんですよ、君!
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
それは飛行島を水上に浮かばせている脚柱の下についている鉄筋コンクリートの浮函の中に造ってあった。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫