シラを切る
シラをきる異読 しらをきる
表現動詞-五段-ラ行多音語
標準
to feign ignorance
文例 · 用例
まことに相済みません」 定めてシラを切るのだろうと思いのほか、余りあっさりと砕けて出たので、半七も少しく当てがはずれた。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
存ぜぬ知らぬとシラを切るに相違ないから、なんとか手だてをめぐらして、無事に幸之助を受け取る工夫をしなければなるまい。
— 白蝶怪 『半七捕物帳』 青空文庫
『シラを切るのもいい程におし。
— 吉川英治 『山浦清麿』 青空文庫
それを地道に訊こうというのに、シラを切るんだもの」「覚えていやがれ、畜生」「まだ怨んでいるのね、君は。
— 吉川英治 『かんかん虫は唄う』 青空文庫
まだシラを切るつもりかい。
— みなかみ帖 『私本太平記』 青空文庫
村子 いえさ、ほら、まだ、ゆれて――花岡 (カッとして佐山に)シラをきると承知しねえぞ、きさま――佐山 ……(これも天井の方を見ていたのが、花岡に目を移す)花岡 いったらどうだ、なんとか!
— 三好十郎 『胎内』 青空文庫
あたし、そんなこと……」「シラをきるな」「私、人に頼まれたんだもの」「うるせえッ」「…………」「案内しろ!
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
作例 · 標準
証拠を突きつけられても、彼はシラを切った。
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君がやったことなのに、なぜシラを切るんだ?
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彼は都合の悪いことになると、いつもシラを切って逃げる。
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