馴鹿
じゅんろく
名詞
標準
reindeer (Rangifer tarandus)
文例 · 用例
ランタンあをいそりだから、馴鹿のしり光つてる。
— 新美南吉 『そりとランターン』 青空文庫
この前お父さんが持つてきて學校に寄贈した巨きな蟹の甲らだの馴鹿の角だの、今だつてみんな標本室にあるんだ。
— 宮沢賢治 『銀河鐵道の夜』 青空文庫
しばらくフヰンランドへ行っていられて、馴鹿が牽く橇の話などして呉れました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
あの桃いろのスカアトを跳ね跳ねして、まるで乳房の張った馴鹿のように踏っているのは。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
馴鹿のような軽い身振りだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
大熊、羆、山猫、とらはんみょう、むささび、麝香鹿、馴鹿。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
オロチョン人の手製に成った馴鹿の鞣の鞄や、財布――それは太い色糸で不細工に稚拙に装飾してあった――白樺の皮鍋、アイヌの厚司模様のついた菅の手提げ、それに玩具の橇や独木舟などを彼らはてんでに買い込んで来た。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
馴鹿の臭みがして小汚くて、赤と黄との図案があまりにけばけばして、子供でもない自分が肩から引掛けるのは些か気がさしたが、そこはそれ旅の気安さであった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
クリスマスの夜、たくさんのプレゼントを積んだソリを大きな馴鹿たちが引き、サンタが空を駆けてくる。
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極北の過酷な地で暮らす人々にとって、馴鹿は貴重な食料や防寒用の毛皮を提供してくれる大切な存在だ。
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地平線まで続く広大なツンドラ地帯を、数千頭もの馴鹿の群れが一斉に移動していく光景はまさに圧巻の一言だ。
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