後選
ごせん
名詞
標準
文例 · 用例
当時作る所の『波』一篇は、白秋氏に激賞され、後選ばれて、アルス社『日本児童詩集』にのりました。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
小町集の全部はあてにならないにしても、これと古今、後撰などと照し合せて小町の歌らしいものを捕捉することが出来た。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
後撰集雑二に「難波がた汀のあしのおいのよにうらみてぞふる人のこゝろを」というのが読人不知になって出て居るが、兼盛の歌である。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
「古今和歌集」、「後撰和歌集」に依つて、男女の歌人が輩出したし、国文学に於ては、清少納言の「枕草子」、紫式部の「源氏物語」などが出た。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
古ギリシア外色盛行の世には、裸体少年が相撲場の砂上に残した後部の蹟を注意して必ず滅さしめ、わが邦にも「若衆の尻月を見て離れ得ぬ、念者や桂男なるらん」など名吟多し(『後撰夷曲集』)。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
三二 後撰集に僧正遍昭作として同様のものがある。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
装幀は烏丸光康卿『後撰集』表紙裏のうつし、見返しは朱が赤すぎましたが、古画中|直垂紋であります。
— 序文/自序 『旧聞日本橋』 青空文庫
後撰集には、其でも古今に対する競争意識が見えてゐる。
— 万葉集以後の歌風の見わたし 『短歌本質成立の時代』 青空文庫