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傍聴券

ぼうちょうけん
名詞
1
標準
admission ticket
文例 · 用例
実は、どうもあまり気がすすまなかったのであるが、せっかくわざわざ傍聴券を手に入れて、そうして遥々迎えにまで来てくれたのだから、勉強してともかくも出掛ける事にした。
寺田寅彦 議会の印象 青空文庫
そしてある室の入口に控えていた同じような制服の役人に傍聴券を差し出して、それでもういいのかと思っていると、まだ必要な手続が完了していなかったと見えてそこへはいる事を許されない。
寺田寅彦 議会の印象 青空文庫
私は馴れないからショールを手にもって立っていたら○○○さんが「こっちで傍聴券貰いましょう」というのでついて行くと、又妙な階子段をのぼって、行けそうにもない衝立のすき間のようなところを抜けて、今度は石敷の大階段のある広いところへ出ました。
宮本百合子 共産党公判を傍聴して 青空文庫
そのガランとした廊下にテーブルを出して二人の巡査の見張っているところで傍聴券を貰いました。
宮本百合子 共産党公判を傍聴して 青空文庫
出廷する暁子として、写真も大きく載せられ、裁判所は此一人の女優の生涯に起った悲しい出来事の公判のために、傍聴券を出しました。
宮本百合子 「女の一生」と志賀暁子の場合 青空文庫
傍聴券が出されたと云う事も彼女一つの例を以て、多くの他の場合を戒めるという意味であったのでしょうが、暁子が若し心の底から自分の境遇と結果について述べる力を持っていたならば、彼女の云いたかった事は何でありましょう。
宮本百合子 「女の一生」と志賀暁子の場合 青空文庫
そこを通って、綺麗に真鍮の磨かれた階段をいくつか登ると、傍聴券検査所と黒札の下ったところへ入った。
宮本百合子 待呆け議会風景 青空文庫
こういう場所の光景に馴れない目には、どの人も一様に片手に傍聴券と財布、紙、ハンカチーフなどをもち添えて、後から押されながら顎をつき出す形で一人ずつ狭く扉を入ってゆく様子が何とはなしまことに奇妙である。
宮本百合子 待呆け議会風景 青空文庫
作例 · 標準
今回の汚職事件の裁判は非常に倍率が高く、傍聴券を手に入れるのは至難の業だ。
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裁判所の入り口で身分証を提示し、ようやく整理番号入りの傍聴券を受け取った。
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傍聴券の抽選に外れてしまったので、今日は廊下のモニターで様子を見るよ」
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