穀作
こくさく
名詞
標準
文例 · 用例
但し穀作や何かならばそんなにひどく虫を殺したりもしないのだ。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
東京が段々西へ寄って来て、豊多摩荏原の諸郡は追々市外宅地や工場等の場所になり、以前|専ら穀作と養蚕でやって居た北多摩郡が豊多摩荏原に代って蔬菜や園芸品を作る様になり、土地の価は年々上って来て居る。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
シベリア平原の怠惰な住民にこれほど適当した穀作はないと云われているが3)、これはもっともなことである。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
最も豊かな穀作に堪える土地でも、樹木と水がないために、広大な一般的な定住に全く適しないということもあろう。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
ペルシアの穀作はまた、降雹、旱魃、及び蝗その他の虫害によって駄目になることが非常に多いが、このことはおそらく、むしろ土壌の耕作に資本を用いることを妨げる傾向があるであろう。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
一方鉄製の扱箸がすでに知られている処があるのに、他の一方には二本の竹箸よりもさらに原始的なる脱穀作業があった。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
あらゆる穀作にも通じて言えることだが、稲にはことに年久しい観察に養われた、口伝とも加減とも名づくべき技芸が備わっていた。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
穀作までも若干はさせていたのではないかと思う。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫