梅雨明け
つゆあけ異読 しゅつばい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞多音語頻度ランク #25299 · 青空 12 例
標準
end of the rainy season
文例 · 用例
そして梅雨明けをまたずにお定は息を引き取ったが、死ぬ前の日はさすがに叱言はいわず、ただ一言お光を可愛がってやと思いがけぬしんみりした声で言って、あとグウグウ鼾をかいて眠り、翌る朝眼をさましたときはもう臨終だった。
— 織田作之助 『螢』 青空文庫
もはや梅雨明けの季節が來ている。
— 島崎藤村 『短夜の頃』 青空文庫
夏の凌ぎがたいのは、むしろ梅雨明けのころで、それを通り越せばわたしたちのからだもいくらか暑さに慣れて來る。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
梅雨明けもまぢかく、軽雷のとどろくころになりながら、幾日もの蒸し気で汗が出た。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
一枚だけ明け放した雨戸の隙から型ばかりに吊ってある檐の古簾の目を通して、梅雨明けのカラリと晴れ上った空に一つ二つ星がキラめいているのが見えていた。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
よくもそんな馬鹿な話ばかり仕入れて來たものだ」「これからが話の本筋ですよ、親分、――昨日はまた妙に薄寒かつたでせう、梅雨明けには、よくあんな天氣があるんですつてね。
— 猿蟹合戰 『錢形平次捕物控』 青空文庫
ひと握りの鹽も得難かつた疎開生活のころは、梅の實も漬けることができず、落ちるにまかせ、それが、梅雨明けの日照りにあふと、滿地に腐えて、黄熟した果肉の醗酵にアブや蜂が、醉ひ舞ふのだつた。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
「……わたくし、お受け申します」五 その年の夏は十何年ぶりという暑さで、梅雨明けから二百十日すぎまで一粒の雨もなく照り続けた。
— 山本周五郎 『彩虹』 青空文庫
作例 · 標準
いよいよ梅雨明けだ!これで夏本番が始まるぞ。
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気象庁は、関東甲信地方の梅雨明けを発表した。
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梅雨明けの日は、毎年カンカン照りの暑い日が多い。
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