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書技

しょぎ
名詞
1
標準
文例 · 用例
しかも良寛様の書は、例えそれが晩年作にしても、さまざまな書技のさばきがあり、ときどき心境の異変的開きがあって縦横自在の変化を見せて、かりそめにも一つや二つのよりどころに膠着するところがない。
北大路魯山人 良寛様の書 青空文庫
この玄々斎などから考えると、益田鈍翁の書は、はるかに茶味もあり、書技もあり、なかなか至ったものということが出来る。
北大路魯山人 現代能書批評 青空文庫
しかして、その書技のあり過ぎるところが少し難だといえばいえる。
北大路魯山人 現代能書批評 青空文庫
益田さんの書については、まだ色々書技上仔細に述ぶべきことがあるが、行く行く他の茶人を批評する場合に、また比較して引合いに出すこともあろうから、その折々に述べるとして、ここには以上の根本的な問題についての批評に止めておく。
北大路魯山人 現代能書批評 青空文庫
それは些々たる書技が見返られなくなったということである。
北大路魯山人 現代能書批評 青空文庫
見よ、一筆一点を大事に扱った「鬱々……」は、却って落款「弘毅」が本題と脈絡を離れ孤影悄然とたたずみ、あたかも喪家の犬の如く勇なきに反し、「浩々居」は本題と落款に寸毫の遊離なく、一脈相通じ、ものの平仄に合するものあるは、根本書技に進歩の跡を見せるものであって一芸術を成就した訳である。
北大路魯山人 現代能書批評 青空文庫
書技の熟練においては、親父の能書なるもの到底弘毅氏の敵ではない。
北大路魯山人 現代能書批評 青空文庫
今一方仮りに、良寛様の人格を封じ込めておいて、単に技能的立場だけから見るとしても、良寛様の書技は大したもので、古法帖に伝わる幾多の能書に比較して更に遜色がないのみか、全く驚異に値する入神の技にまで立ち至っている。
北大路魯山人 魅力と親しみと美に優れた良寛の書 青空文庫