恭賀新年
きょうがしんねん
表現
標準
Happy New Year
文例 · 用例
恭賀新年の郵便を送る先は、主に地方の親戚知人で、府下でもよほど辺鄙な不便な所に住んでいない限りは、郵便で回礼の義理を済ませるということはなかった。
— 岡本綺堂 『年賀郵便』 青空文庫
「恭賀新年庄司利喜太郎と心を協せ山々の書類を隠し、偽証、喜平を無実の罪に陥いれたる神戸氏の御健康をお祈りいたします。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
ゆうべは除夜で、〔|Cafe' Atlantis〕 のなかに入り、真夜中に、恭賀新年の杯を高く挙げて、午前三時ごろ其処を出た。
— 齋藤茂吉 『接吻』 青空文庫
一便毎に配達受けし、「恭賀新年」の葉書は、机上に溜りて数十百枚になりぬ。
— 石井研堂 『元日の釣』 青空文庫
恭賀新年の語を聞く毎に堪へざる寂寞を感じ候と云ふ書出しで、年の進み改まる毎に明治の生活は淺薄俗惡になつて行く。
— 永井荷風 『新歸朝者日記』 青空文庫
恭賀新年という端書だけを出した。
— 夏目漱石 『道草』 青空文庫
彼は十二、三になる末の子に、同じく恭賀新年という曲りくねった字を書かして、その子の名前で健三に賀状の返しをした。
— 夏目漱石 『道草』 青空文庫
恭賀新年とかいて、傍らに乍恐縮かの猫へも宜しく御伝声奉願上候とある。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
作例 · 標準
年賀状には、「恭賀新年」と丁寧な筆耕で書かれていた。
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挨拶回りの際、目上の方には「恭賀新年」と申し上げます。
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「恭賀新年!今年もどうぞよろしくお願いいたします。」
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