勤続者
きんぞくしゃ
名詞
標準
man of long service
文例 · 用例
と、その代りマッチ工場独特の骨壊疽にかかった老人や、歯齦が腐って歯がすっかり抜け落ちてしまった勤続者や、たびたびの火傷に指がただれ膿んで、なりっぽのように、小さい物をつまみ上げることが出来ない女工が一人ずつ追い出されて行った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
五、老後の心配を少なくするため、十年以上の勤続者には店費にて保険を付けること。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
それについて、私の方では今年の二月から、十年以上勤続者には千円、二十年勤続者には二千円というふうに、生命保険をつけてやることにした。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
店員に喜ばせ、ことに七八年勤続者などには、非常に励みを与えている。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
それに依ると、爺さんは南仲舎では最古参の勤続者らしかった。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
十年二十年の勤続者も少なくない。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫