仕事口
しごとぐち
名詞
標準
work opening
文例 · 用例
呑気過ぎて素晴らしい仕事口を棒に振った火夫達は、遠ざかり往く船を白眼んで口惜しがって地団駄を踏んだ。
— 牧逸馬 『運命のSOS』 青空文庫
然し、最近の動静と言っても、実は、お恥しい次第ですが失業して、この二週間程ぶらぶらしている丈けで――精ぜい彼方此方仕事口を探しておりますが」 長老の穏やかな態度には、元より何ら警戒的なところなど見られない。
— 牧逸馬 『双面獣』 青空文庫
自分の無罪を立証し得る悦びよりも、只死損いの坂本を助ける為めに折角乗った此の船――しかも仲々|仕事口のない此頃、望んでも又と得られない好地位を見捨てて――船を降りなければならないのが不満で仕様がなかった。
— 牧逸馬 『上海された男』 青空文庫
」と、口癖に云つては居るが、さて恰好な仕事口も無いので、兄の筆耕をしたり、走使なぞしてブラ/\日を送つて居る。
— 眞山青果 『茗荷畠』 青空文庫
今朝仕事口を探しに家を出た限未だ帰つて来ない。
— 眞山青果 『茗荷畠』 青空文庫
お父様は青白い顔をして、家で耕一君たちを遊ばせ、お母様は赤ん坊の純子ちやんをおんぶして、お父様のお友達を訪ね廻つてお金を借りたり、仕事口をさがして貰つたりしたのです。
— 槇本楠郎 『母の日』 青空文庫
お前の仕事口だけは世話してやつてもいい。
— 岸田國士 『双面神』 青空文庫
何か仕事口でも見つければ別ですけど……」「そんなことは、僕がやめてもらひたいな。
— 岸田國士 『双面神』 青空文庫
作例 · 標準
ハローワークに通って、自分に合った仕事口を熱心に探している。
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親戚の紹介で、ようやく安定した仕事口が見つかって安心した。
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都会に出れば、もっと条件の良い仕事口がたくさんあると思っていた。
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