円卓
えんたく
名詞頻度ランク #30664 · 青空 110 例
標準
round table
文例 · 用例
てかてかした円卓の上にまっ白な皿があってその上に立派な二房の黒ぶだうが置いてありました。
— 宮沢賢治 『黒ぶだう』 青空文庫
秋山氏は、真中に据えた大なる大理石の円卓子に肱をつき、椅子にかかって憩いながら、かりそめに細巻をくゆらしていたので、もっとも裸体で、纏えるは一片の布あるのみ。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
」 十 均平がヴェランダで籐椅子にかけ、新聞を見ていると、女たちは部屋のなかで円卓子を囲み、取り寄せた林檎を剥いて食べながら、このごろの頭髪の流行などについてひそひそ話していた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
」十 均平がヴェランダで籐椅子にかけ、新聞を見ていると、女たちは部屋のなかで円卓子を囲み、取り寄せた林檎を剥いて食べながら、このごろの頭髪の流行などについてひそひそ話していた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
大連が一台ずつ、黒塗り真円な大円卓を、ぐるりと輪形に陣取って、清正公には極内だけれども、これを蛇の目の陣と称え、すきを取って平らげること、焼山越の蠎蛇の比にあらず、朝鮮|蔚山の敵軍へ、大砲を打込むばかり、油の黒煙を立てる裡で、お誓を呼立つること、矢叫びに相斉しい。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
訪問客の一団は丁度ロンドンで開かれたインドに就いての円卓会議の出席者として態々渡英して来たインド各聯邦の代表者達の秘書の妻君や娘達であることを先刻の肥った老女中の取次ぎが丁寧に伝えて行った。
— 岡本かの子 『ガルスワーシーの家』 青空文庫
鐘は鳴る……銀色の教会の鐘……硝子※のなかには薄色の青き眼がねをかけたる女、かりそめのなやみにほつれたる髪かきあげて、薬罎載せたる円卓のはしに肱つきながら金字見ゆるダンヌンチオの稗史を閉し、静かなる杏仁水のにほひにしみじみときき惚れてあり。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
折りたたみのできる寝台、医学書ばかり詰まった木製の本棚、寝台のわきに肘掛椅子が一つ、壁に寄せて粗末な椅子が一つ、円卓が一つ、それから大きい金庫、これらが目にとまる主立ったものである。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
ウィキペディア
円卓(えんたく)は、会議などに用いられる丸い、若しくは円形に並べられた机、またはテーブルのことである。
出典: 円卓 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0