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黄禍論

こうかろん
名詞
1
標準
Yellow Peril (argument)
文例 · 用例
この點から考へると、日清戰役前後から始まり出し、日露戰役によつて一層流行し、今日猶ほ世界の一大問題となつて居る所謂黄禍論――黄人種が行く行く白人種を壓倒すべしといふ議論――は、頗るその根據を失ふ譯である。
桑原隲蔵 支那人の文弱と保守 青空文庫
勿論黄禍論は可なり複雜であるが、若し黄禍論を戰爭の方面のみに限り、また黄禍の主人公を支那人のみに限つて考へるならば、確に荒誕不稽の論と斷言し得るのである。
桑原隲蔵 支那人の文弱と保守 青空文庫
彼等はアジア人の覺醒を重大視する餘り、盛に黄禍論を唱へ出した。
桑原隲藏 東洋史上より觀たる明治時代の發展 青空文庫
黄禍論は勿論日露戰役以前から、已に白人間に唱道されて居つた。
桑原隲藏 東洋史上より觀たる明治時代の發展 青空文庫
黄禍論は畢竟一種の杞憂に過ぎずと見做されて居つた。
桑原隲藏 東洋史上より觀たる明治時代の發展 青空文庫
所が明治三十七八年の日露戰役後から、黄禍論は始めて世界的問題となり、歐米人も眞面目にこの論に耳を傾くることとなつた。
桑原隲藏 東洋史上より觀たる明治時代の發展 青空文庫
等しく黄禍論といふ條、或は日本を問題の中心とする者もある。
桑原隲藏 東洋史上より觀たる明治時代の發展 青空文庫
解釋の仕方は一樣ではないが、そは兔に角、アジア人の覺醒と共に、黄禍論の重大視さるるに至つたのは、爭ふ可らざる事實である。
桑原隲藏 東洋史上より觀たる明治時代の發展 青空文庫
作例 · 標準
19世紀末から20世紀にかけて、欧米諸国ではアジア人の台頭を脅威とする黄禍論が根強く叫ばれた。
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当時の風刺画を見ると、黄禍論がいかに人種差別的な偏見に基づいたものであったかがよくわかる。
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黄禍論の歴史的背景を学ぶことは、現代における国際関係の摩擦を理解する上でも重要な意味を持つ。
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