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市当局

しとうきょく
名詞
1
標準
文例 · 用例
多くの新聞はこれと断水とをいっしょにして市当局の責任を問うような口調を漏らしていた。
寺田寅彦 断水の日 青空文庫
全市が親知らず 東京市当局の言明を聞いて見ると、電車は目下が極度の増発で、この上|殖やせば到る処の停留所に電車の行列が出来るばかり――否、現在でもその傾きがあって困るとの事。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
それでも、こんな葦の背丈ほどもないような木立のことも、何かで町にイルミネーションの施されたことが新聞に出た折には、『市当局の配慮により、我が市は今や、樹木の鬱蒼と繁茂せる公園によって飾られ、炎暑の候にも清涼の気を満喫し得るに至れり。
または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 死せる魂 青空文庫
The Ceylon IndependentThe Newspaper For The People 市当局と世論――昨日の定例市会で市議マラダナ氏の浄水池移転問題に関する質問に対し市長は委員会を代表して、うんぬん。
牧逸馬 ヤトラカン・サミ博士の椅子 青空文庫
その偽せ鍵がどうして今中谷助役の手に入ったか、その間の事情を考え合わすと、市当局が如何に堕落し切っていて、悪人輩と結託しているかが分る。
海野十三 深夜の市長 青空文庫
彼は市当局や、有志達に当っているように思われた。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
だから、減給率が四割五分の代りに一割何分だとかいう市当局の弁解(之は新聞でも算出してあるが)は、一体何を根拠にしたものか、数学的に極めて疑問でなくてはなるまい。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
関東震災を期として、多分市電は一掃されるべきであったろうに、その折の五千万円の損害にも屈せず、ワザワザ市電を復興して了った責任は市当局にあるのだ。
戸坂潤 社会時評 青空文庫