奸
かん
名詞形容動詞頻度ランク #35077 · 青空 272 例
標準
cunning and wickedness
文例 · 用例
そして『西洋の国々と同じく、ここにもやはり醜い生存競争があり、常々不義や奸計が行われている』と、地上の現実社会である日本を見ている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
それにまた、この龜のこれまでの浦島に對する態度から判斷しても、決してかのエデンの園の蛇の如く、佞奸邪智にして、恐ろしい破滅の誘惑を囁くやうな性質のものでは無いやうに思はれる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
詐欺師や香具師の品玉やテクニックには『永代蔵』に狼の黒焼や閻魔鳥や便覧坊があり、対馬行の煙草の話では不正な輸出商の奸策を喝破しているなど現代と比べてもなかなか面白い。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
この術は決して新しいものではなくて、古い古い昔から、時には偉大なる王者や聖賢により、時にはさらにより多く奸臣の扇動者によって利用されて来たものである。
— 寺田寅彦 『錯覚数題』 青空文庫
犬は、私にそのような、外面如菩薩、内心如夜叉的の奸佞の害心があるとも知らず、どこまでもついてくる。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
この十蔵が事は貴嬢も知りたもうまじ、かれの片目は奸なる妻が投げ付けし火箸の傷にて盲れ、間もなく妻は狂犬にかまれて亡せぬ。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
試みに想い候え、十蔵とは奸なる妻のために片目を失いし十蔵なり、妻なく子なく兄弟なく言葉少なく気重く心怪しき十蔵なり。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
叔父さんを無事に連れ帰るのは誰でもいいが、このままにしておいては奸佞邪智の秋山男爵だ、この上如何なる悪計を持って我らを苦しめ、かつ鳩のような月子さんを翫ぶか知れない。
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
作例 · 標準
彼の奸なやり口は、多くの人を騙してきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
その陰謀には、奸な計略が隠されていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼女は奸な微笑みを浮かべ、油断させていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
cunning and wicked person
作例 · 標準
彼は村一番の奸として知られ、誰もが警戒していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
その小説の悪役は、まさに生来の奸(かん)だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼女は、その奸(かん)の正体を見抜いていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite