一面観
いちめんかん
名詞
標準
one-sided view
文例 · 用例
だがこの観察は、蕪村俳句のより本質的な点からみて、皮相な一面観にしかすぎないのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
堂塔僧房繁昌し仏法を行ず、炎上の時、尊像十一面観音、秀府二疋の犬の影像、北山へ飛び移る。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
○演出者とは、一面観客の象徴である。
— 伊丹万作 『演技指導論草案』 青空文庫
村の主な墓地は丘の上にあり、十一面観音を本尊とするお寺に隣接している。
— RED BRIDAL 『赤い婚礼』 青空文庫
其外、十一面観音、阿弥陀八幡が若宮と示現せられたともいふと謂つた風な異説をあげて、此にもまだ異説はあるが、悉皆を南無阿弥陀仏と御祈念あるべく候といふ様な答申をしてゐる。
— 折口信夫 『春日若宮御祭の研究』 青空文庫
五月十三日(水曜) 法華寺 十一面観音。
— 一九二五年(大正十四年) 『日記』 青空文庫
聖林寺の十一面観音像は又これとは離れて独立した天平後期の雄大の気を示顕する。
— 高村光太郎 『美の日本的源泉』 青空文庫
天平随一の名作を選ぶということであれば、わたくしはむしろ聖林寺の十一面観音を取るのである。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4