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来島

らいとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
arriving on an island
文例 · 用例
晴天、 六月の上旬、成牡の来島に遅るること、二、三週後。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
だから元就はかねてから、伊予の村上、来島、能島等の水軍の援助を頼んでおいた。
菊池寛 厳島合戦 青空文庫
第三軍は、村上、来島等の海軍を以て組織し、厳島の対岸を警備し、場合に依ては、陶の水軍と合戦を試みんとするものだ。
菊池寛 厳島合戦 青空文庫
敗兵が船に乗ったので、陶の水軍が、俄かに狼狽て出したところを、毛利の第三軍たる村上、来島等の水軍が攻めかかったので、陶の水軍は忽ち撃破されて、多くの兵船は、防州の矢代島を目指して逃げてしまった。
菊池寛 厳島合戦 青空文庫
その中には屋島もあれば、小豆島もあり、来島の瀬戸もあつた。
田山録弥 女の温泉 青空文庫
」一戸の記に拠れば、是日|来島頼三の隊が千代岡を攻撃し、大鳥圭介等退いて五稜廓に入つた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
よく吾輩の処へ議論を吹っかけに来る江戸ッ子の若造で、友吉とも心安い、来島という柔道家だったが、これも猿股一つになって、真黒な腕に浮袋を抱え込んでいた。
夢野久作 爆弾太平記 青空文庫
その時に非常汽笛がパッタリと鳴り止んだので、急に淋しく、モノスゴクなったような気がしたが、そこで改めて来島の顔を見ると、眼に泪を一パイ溜め、青い顔をしている。
夢野久作 爆弾太平記 青空文庫