メラメラ
メラメラ異読 めらめら
副詞副詞-と
標準
flaring up
文例 · 用例
油紙の天幕には、チロチロと漣の刻むような光りがする、岩石の間に、先刻捨てた尻拭き紙までが、真赤にメラメラと燃えている、この窪地一帯に散乱する岩石の切れ屑は、柔らかく圭角を円められて、赤い天鵝絨色が潮しはじめた。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
二人の腰かけている長椅子の真正面の左手の窓硝子越しに遙かに見える新張炭坑の選炭場の弧光灯がタッタ一つと、その下でメラメラと燃え燻っている紅黒いガラ焼の焔が、ロシヤ絨氈のように重なり合って見える。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
その片隅に、もう消えかかったガラ焼の焔と煙が、ヌラヌラメラメラと古綿のように、または腐った花びらのように捩れ合っているのであった。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
その時に中野学士の胸のポケットからハミ出していた白いハンカチが、フワリと火の海の上に落ちてメラメラと燃え上った。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
口を引き裂かれて馬鹿みたような表情にかわっているもの……鼻を切り開かれて笑っているようなもの……それ等がメラメラと燃え上る枯れ葉の光りの中で、同時にゆらゆらと上下に揺らめいて、今にも私の上に落ちかかって来そうな姿勢に見えます。
— 夢野久作 『死後の恋』 青空文庫
」と、こすると、マッチがメラメラもえだしました!
— THE LITTLE MATCH-SELLER 『マッチ売りの少女』 青空文庫
――時々竈の火で、顔の半分だけがメラメラと光って、消えた。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
とたんに横合から白煙が吹きつけると見る間に、焔がメラメラと燃えだした。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
作例 · 標準
暖炉の薪がメラメラと燃え上がり、部屋中を温めた。
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彼の心には、困難に立ち向かうメラメラとした闘志が燃えていた。
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怒りがメラメラと湧き上がり、彼女は思わず声を荒げた。
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