幻惑
げんわく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #43950 · 青空 85 例
標準
fascination
文例 · 用例
彼にとつては総てが変態であり恐怖であり幻惑であつた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
疲勞し困|憊し幻惑する。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
いざさらばわれらに賜へ、幻惑の伴天連尊者、百年を刹那に縮め、血の磔脊にし死すとも惜しからじ、願ふは極秘、かの奇しき紅の夢、善主麿、今日を祈に身も霊も薫りこがるる。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
其の劇の演ずるところ悲劇にもあれ、喜劇にもあれ、斯かる機会に到着する時には、演者も観客も劇の本色を忘れて、宛然たる活動的絵画の中に没入して、人もなく、事もなく、暫らく之に幻惑せられざるを得ざるが常なり。
— 北村透谷 『劇詩の前途如何』 青空文庫
塲景を以て俗客の視覚を幻惑するは、射利を旨とする劇塲の常なれば、深く咎むべきにあらず。
— 北村透谷 『劇詩の前途如何』 青空文庫
常に「白」の気韻を香気を幻惑を愛する私にとって、これほどのこうごうしい魅惑はむしろ私を円寂境の思慕にまで誘う。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
俺にしろもうあの時はあの女を思ふさま淫逸な欲念と熾烈な死と官能の幻惑の中に引きずり廻すより外に途が無いと思つたのだ。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
斯の千載一遇の好機会に当り、同胞にして若し悠久の光栄を計らず、徒らに一時の旗鼓の勝利と浮薄なる外人の称讃に幻惑するが如き挙に出でしめば、吾人は乃ち伯叔と共に余生を山谷の蕨草に托し候はむかな。
— 石川啄木 『渋民村より』 青空文庫
作例 · 標準
マジシャンの華麗な手つきに、観客は完全に幻惑され、種明かしを想像することさえ忘れた。
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都会の煌びやかなネオンと喧騒は、上京したばかりの若者を幻惑するのに十分だった。
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彼の甘い言葉に幻惑されて、本来の目的を見失わないように気をつけなさい。
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ウィキペディア
「幻惑」(げんわく)は、日本のバンド椿屋四重奏の2枚目のシングルである。2006年9月6日発売。発売元はUKプロジェクト/DAIZAWA RECORDS。
出典: 幻惑 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0