伸びをする
のびをする
表現動詞-サ変-する
標準
to stretch (one's body)
文例 · 用例
三造は、旅の疲れのものうさと、帰郷の心に似た情緒との交った甘ずっぱい気持で、長々と水の上に伸びをするのであった。
— 中島敦 『プウルの傍で』 青空文庫
ウーンと、睡り足りた後の快い伸びをすると、手足の下、背中の下で、砂が――眞白な花珊瑚の屑がサラ/\と輕く崩れる。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
ウーンと、睡り足りた後の快い伸びをすると、手足の下、背中の下で、砂が――真白な花|珊瑚の屑がサラサラと軽く崩れる。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
そして婦人を見失った彼は、時々立ち止まって背後を振り返ったり、背伸びをするようにしながら先を急いだりした。
— 佐左木俊郎 『指と指環』 青空文庫
「ワトソン君、僕はぐーっと脊伸びをすることが出来て、こんな嬉しいことはないよ」 彼は語り出した。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
立つ時にうんと伸びをすることがある。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
程近い飛鳥神社の木立は、まばらに透いて見え、背伸びをすると、耳無し山が寒さにかじけたやうに背を圓めて、つつ伏してゐるのがついそこに見られる。
— 薄田泣菫 『飛鳥寺』 青空文庫
」と急き立てられるような調子で、懈怠そうな身節がミリミリ言うほど伸びをする。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
作例 · 標準
猫が気持ちよさそうに体を伸び上げ、伸びをした。
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