俺氏
おれし
代名詞
標準
I
文例 · 用例
」 お貞は面晴々しく、しおれし姿きりりとなりて、その音調も気競いたり。
— 泉鏡花 『化銀杏』 青空文庫
僕らは、百人分の米を作って、自分は飢え、千人分の布を織って自分は凍えたり、大建築を建てて自分は行きだおれしたりするような労働者の地位を全く改めうるまでは、不断の闘争が必要なんだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
塩がかかると、大きな菌はしおれしなびて、力がなくなりました。
— 豊島与志雄 『幻の園』 青空文庫
(と従者、凋おれし一枝の鈴蘭の花を女子に渡す、女子無音に受け取り、唇にあつ)女子 若様、若様!
— 国枝史郎 『レモンの花の咲く丘へ』 青空文庫
それはもうおれしだいなんだ……ふむ!
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫