コンツェルト
コンツェルト
名詞
標準
concerto
文例 · 用例
ただこの比較から得らるる一つの暗示は、歌仙の形式で芭蕉以来の伝統的な形式とちがった、西洋音楽のそれのようなものをも作りうるのではないかということ、またこれと逆に俳諧の構造を音楽のほうに移して連句的な楽章配置をもったソナタやコンツェルトを作ることはできないかということである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
それでもピアノの大曲となればやはりコンツェルトのように管弦が添うのが常である。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
而も相手がないのに、ヴァイオリンやヴァイオリンコンツェルトのピアノのパートを、やけに弾ずることが多かった。
— 浜尾四郎 『彼は誰を殺したか』 青空文庫
そっちのカッサじゃ、だめなのかしら――あっちはコンツェルトのカッサですよ 肥った男が答えてる。
— 観劇日記(一九二九―一九三〇年) 『日記』 青空文庫
〕 すると男はふざけて――貴女にコンツェルトの切符が御いりなんですか?
— 観劇日記(一九二九―一九三〇年) 『日記』 青空文庫
本は余り無い、絵はがきを仕入れて、街を一と廻りしたが、どうも大変な景気で、方々のカフェーではコンツェルトがあるし、前には閉ってたクアザール Kursaal の正門にも、人が大勢たかっている。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
例えば一九二三年九月十七日にフリードマンがショパンのe短調のコンツェルトを弾いた時、女史は会場で、自分も此処でこの曲を弾きたい!
— 兼常清佐 『久野女史をいたむ』 青空文庫
それは最初はベートーヴェンの第五コンツェルトであった。
— 兼常清佐 『久野女史をいたむ』 青空文庫
作例 · 標準
ピアニストは、オーケストラのダイナミックな響きの中で華麗なコンツェルトを奏でた。
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彼はショパンのピアノ・コンツェルト第1番を、繊細かつ情熱的な解釈で弾ききった。
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コンツェルトの独奏を任されるのは、演奏家にとって最大の栄誉の一つである。
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