気化器
きかき
名詞
標準
vaporizer
文例 · 用例
朝起きて顔を洗う金盥の置き方から、夜寝る時の寝衣の袖の通し方まで、無意識な定型を繰返している吾人の眼は、如何に或る意味で憐れな融通のきかきぬものであるかという事を知るための、一つの面白い、しかも極めて簡単な実験は、頭を倒にして股間から見馴れた平凡な景色を覗いて見る事である。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
何も判らないわ」「好きかきらいか、それも判らない……?
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
また、叱られた供奴の、頭かきかき、なるほどねえ、考えれば考えるほど、こちとらの考え浅うござんした、えへっへっへ、と、なにちっとも考えてやしない、ただ主人への御機嫌買い。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
これでなるまい、楫をかきかきおとじをはずす。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
いちばん弱虫で病身でいくじなしであった自分はこの年まで恥をかきかき生き残って恥の上塗りにこんな随筆を書いているのである。
— 寺田寅彦 『相撲』 青空文庫
僕は友人の心からたのしそうな笑顔を見たいばかりに、一篇の小説、わざとしくじって、下手くそに書いて、尻餅ついて頭かきかき逃げて行く。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
宮は返事を書きにくく思召したのであるが、「われわれから御|挨拶をいたしますのは失礼でございますから」 と女房たちがお責めするので、灰色の紙の薫香のにおいを染ませた艶なのへ、目だたぬような書き方にして、消えがてにふるぞ悲しきかきくらしわが身それとも思ほえぬ世に とお書きになった。
— 澪標 『源氏物語』 青空文庫
指環はどこに隠してあるのか」 若い乞食は頭をかきかき答えました。
— 夢野久作 『正夢』 青空文庫
作例 · 標準
アロマディフューザーは、水とエッセンシャルオイルを気化器で拡散させる仕組みだ。
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医療用の気化器は、薬剤を微細な霧状にして患者の肺に直接届ける。
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寒い季節には、加湿器の気化器が部屋の湿度を快適に保つ役割を果たす。
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工場で使う大型の気化器は、液体燃料を効率よくガスに変えるために不可欠だ。
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標準
carburetor
作例 · 標準
古いオートバイのエンジンが不調で、整備士に気化器の調整を依頼した。
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キャブレターと呼ばれる気化器は、燃料と空気を混合してエンジンに供給する部品だ。
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冬の朝、エンジンの始動には気化器への燃料供給がスムーズに行われる必要がある。
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このタイプの芝刈り機は、小型エンジンに内蔵された気化器によって動いている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
気化器(きかき) 内燃機関の部品の一つで、空気に燃料を混合する装置の一つ。キャブレター。 麻酔器の一部で吸入麻酔薬を蒸発させる装置。
出典: 気化器 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0