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証例

しょうれい
名詞
1
標準
文例 · 用例
未開人が算数に疎いと云うのも、つまり算数に対する努力がまだ堆積していないからで、即ち代々の努力を基本としていない者が、突然に高等の数理を解釈出来る訳がないから、そこで数学の高尚な域に到達し難いという証例である。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
前に挙げた女子が夜道を行く例、漁夫が流れを溯る例、学生の灯火研学の例もそうであるが、かよわい婦人が近隣の火災に遭って意外に重い家財を運べたりするのも、気の張った時には人が何時も以上の力を発揮する証例として数えられることで、その例と同じような例は世の中では多くの人が実に数々遭遇している事である。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
船舶の大小に拘はらず、戒心してこの潮流を避けざりしが為めに、不幸にしてその盤渦ちゆうに巻き込まれて水底に引き入れられし証例少なからず。
A DESCENT INTO THE MAELSTROM うづしほ 青空文庫
ある国民が、ある装置の便利さと有効さとを直ちに識別するのみならず、その採用と製造とに取りかかる能力は、彼等が長期にわたる文明を持っていた証例である。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
沿岸いたる所に、人は隆起と低下のかかる証例を見受ける。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
黒板のたすけをかりて、私は貝墟その他の古代民種の証例を説明した。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
野蠻人が算數に疎いと云ふのも、つまり算數に對する努力が、まだ堆積して居らぬからで、即ち代々の努力を基本として居らぬ者が、忽然として高等の數理を解釋し得よう道理がないから、そこで數學の高尚なる域に到達し難いと云ふ證例である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
學人の語原證例中、父母食の語を除く他、多少繪聲問題に關す。
森林太郎 「言語の起原」附記 青空文庫