阿字
あじ
名詞頻度ランク #27743 · 青空 4 例
標準
first Sanskrit alphabet letter (in esoteric Buddhism symbolizes the source of all things)
文例 · 用例
仁和寺に、慈尊院の大藏卿隆曉法印といふ人、かくしつゝ、かずしらず死ぬることをかなしみて、ひじりをあまたかたらひつゝ、その死首の見ゆるごとに、額に阿字を書きて、縁をむすばしむるわざをなむせられける。
— 鴨長明 『方丈記』 青空文庫
佛教でいふ阿字觀とは、その生命の根元をさすのだとか聞いてゐる。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
「あじの方はおよしなりますか、ごついでにいかがです、およしなりますか?
— 中原中也 『良子』 青空文庫
」 良子は、さう云ひながらあじとお祖母さんとをかはるがはるに見てゐる小僧の顔を、ヂツとみてゐた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
「さあじき一時だ、みんな仕事に行ってくれ。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
はだかの肌をするする撫でられるようなころ合いの酸味に、飯と、玉子のあまみがほろほろに交ったあじわいが丁度舌一ぱいに乗った具合――それをひとつ喰べて仕舞うと体を母に拠りつけたいほど、おいしさと、親しさが、ぬくめた香湯のように子供の身うちに湧いた。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
大刀の斬れあじをためすためにやってみたのだ。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
しかも、その生娘は、一人残らず大津に「あじみ」されて、それから、買手に渡されていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
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