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諸白

もろはく
名詞
1
標準
文例 · 用例
舌長姥 もし、通草、山ぐみ、山葡萄、手造りの猿の酒、山蜂の蜜、蟻の甘露、諸白もござります、が、お二人様のお手鞠は、唄を聞きますばかりでも寿命の薬と承る。
泉鏡花 天守物語 青空文庫
集った宮人たちには、鹿の肉片と、松葉で造った麁酒や※の酒が配られ、大夫や使部には、和稲から作った諸白酒が与えられた。
横光利一 日輪 青空文庫
その傍の素焼の大きな酒瓮の中では、和稲製の諸白酒が高い香を松明の光の中に漂わせていた。
横光利一 日輪 青空文庫
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諸白(もろはく)とは、日本酒の醸造において、麹米と掛け米(蒸米)の両方に精白米を用いる製法の名、または、その製法で造られた透明度の高い酒のことであり、今日でいう清酒とほぼ等しい酒のこと。一方で、麹米は玄米のままで、掛け米(蒸米)だけに精白米を用いる製法の名、またはその製法で造られた酒のことを片白(かたはく)という。麹米、掛け米ともに精白しなければ並酒(なみざけ)と呼ばれた。

出典: 諸白 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0