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刀自

とじ異読 とうじ
名詞頻度ランク #26991 · 青空 451
1
標準
lady
文例 · 用例
かんこちりめんといふ、これは苦労して働いた家刀自の愛のやうな感じのちりめんで、やはりその頃母の古着のなかにあつたやうに覚えてます。
岡本かの子 縮緬のこころ 青空文庫
茶寮には灯のはひり、石いくつ水うつあひだ、彼方見て、もの言ひてます物ごしのあはれ、よくぞ似る妻が母刀自、子らにもけだし。
北原白秋 夢殿 青空文庫
南湖院|潮騒ひくし春もやや闌けにつつありて人は果てたり臨終まで我をたのめと沙汰せよと待ちまけし君をひとり死なしぬ死顔の神さぶ見れば灯をつけて揺るるコードの影か隈だつ電気火葬仏は義妹富子の母刀自、落合火葬場にて。
北原白秋 夢殿 青空文庫
秋風の寒く吹くなべ竹籃にひしこ持ちて來とほき濱びゆ髪十月の末母の命によりて成田山にまうで毛綱を見て作れる歌并短歌母刀自の依しのまにま。
長塚節 長塚節歌集 上 青空文庫
さて、各の引退き、戸を閉た後ち、其役目の刀自が來て、指もて手際よく嫁の素を破り、布に其血を受て、其婦徳に過ち無りしを壻に示す。
南方熊楠 蓮の花開く音を聽く事 青空文庫
時として、壻が刀自に信頼せず、自ら之を行ふ事あり。
南方熊楠 蓮の花開く音を聽く事 青空文庫
九歳十歳の女は、刀自之を破り、十三歳の女は壻に破らる。
南方熊楠 蓮の花開く音を聽く事 青空文庫
但し、男精と女血の混ずるを忌むにより、刀自二人男の側にあり、事畢るに臨み、男を曳き退け外に泄さしむと。
南方熊楠 蓮の花開く音を聽く事 青空文庫
2
標準
mistress (of a household)