浄曲
じょうきょく
名詞
標準
文例 · 用例
出雲の墓11・1(夕) 大阪劇団の恩人として、優に大近松以上の手柄を興行上に残した竹田出雲の墓は、今日迄かいくれ判らなかつたのを、今度浄曲研究家|木谷蓬吟氏の手で偶然発見せられた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
それが今日はどう云う訳か最初に舞台を見入った時からそう反感を起すでもなく、自然にすらすらと浄曲の世界へいざなわれて、あの重苦しい三絃の音までがいつとはなしに心のうちへ食い入って行くようなのである。
— 谷崎潤一郎 『蓼喰う虫』 青空文庫