六つ時
むつどき
名詞
標準
(approx.) six o'clock (am or pm, old time system)
文例 · 用例
小三郎は養父の二七日の日になって法事をしたところで、翌朝六つ時分になって庖厨に火を焼く者があった。
— 田中貢太郎 『四谷怪談』 青空文庫
文久三年三月の末に近い暮六つ時であった。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
二、東町奉行所 東町奉行所で、奉行|跡部山城守良弼が堀の手紙を受け取つたのは、明六つ時頃であつた。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
跡部は堀と相談して、明六つ時にやう/\三箇条の手配をした。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
土井は暮六つ時に改めて巡見することにした。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
宮寺の縁日や花見などにも私どもは度々出かけたが、しかし朝六つ時より早く外出する事は出来なかった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
暁の六つ時には浪士は残らず下諏訪を出立した。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
それは八月四日、暮れ六つ時のことであった。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
昔の日本では、一日の時間をむつ時や九つ時などで数えていた。
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むつ時に寺の鐘が鳴り響き、町に静寂が訪れた。
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あの物語の舞台は、ちょうどむつ時の江戸の町だった。
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