無罪放免
むざいほうめん
名詞
標準
acquittal
文例 · 用例
弁護士さんのお話によると僕はもう近い中に無罪放免になるそうですから帰ったら直ぐに働きます。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
」という一言を信じて、検事は、この男を無罪放免という事にした様子でありますが、私たちの心の中に住んでいる小さい検事は、なかなか疑い深くて、とてもこの男を易々と放免することが出来ないのであります。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
また、その一言を信頼し、無罪放免した検事の態度も正しいのです。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
二人でしめし合せて、一人は検事に、一人は被告になっていい加減の嘘の言い争いをして見せて、ほどよいところで証拠不充分、無罪放免さ。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
しかるに例の一村一社制でこの社を潰さんとせしより、村の小学校長津村孫三郎と檀那寺の和尚浮津真海と、こは国体を害する大事とて大いに怒り、百七、八十人徒党して郡役所に嗷訴し、巨魁八人収監せらるること数月なりしが、無罪放免でその社は合祀を免れたり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
吟味というのは名ばかり、調べというも形ばかり、けっきょくはただ、無罪放免という最後のさばき一つがあるばかりでした。
— やまがら美人影絵 『右門捕物帖』 青空文庫
おいたはおよしなさいませと、あっさりやられたあのせりふが気に入らねえ、にこりともしなかった顔が気に入らねえんだ、ついてきな」 ひとにらみ、たった一つの小石のつぶてが、無罪放免、ほんの今かごから放たれたばかりのお駒の身辺に、突如として思い設けぬ疑惑の雲をまた新しく呼び起こしたのです。
— やまがら美人影絵 『右門捕物帖』 青空文庫
……」 信清さんはその日に無罪放免となりました。
— 小酒井不木 『髭の謎』 青空文庫
作例 · 標準
誤認逮捕だったことが判明し、彼はその日のうちに無罪放免となった。
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「証拠がない以上、これ以上留め置くことはできない。無罪放免だ」
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厳しい取り調べを覚悟していたが、手違いだったようで無罪放免された。
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