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義夫

よしお
名詞
1
標準
文例 · 用例
△山田義夫氏――意図や仕事のしつぷりが新しいが、残念なことには色彩が古い。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
忠臣、孝子、義夫、および節婦らの聞こえあるものへは、それぞれ褒美をやる思し召しであるから、諸国の役人どもにおいてせいぜい取り調べ、書面をもって本陣へ申し出よ。
第二部上 夜明け前 青空文庫
そしてふたたび教師にその眼を移したのであるが、その時、塚原義夫のきょとんとした黒い瞳には珍らしく泪が浮んでいるのであった。
本庄陸男 白い壁 青空文庫
四 不仕合わせに育った子供の一人である塚原義夫を、ちっとばかり幸福にしてやるために――つまりは彼の特質である哀しい注意散漫を削ってやるための一つは、〇・五しかない視力を近眼鏡で補ってやることであった。
本庄陸男 白い壁 青空文庫
「御子供さんの勉強が一段と進むことは、まったく火を見るよりも明らかなことで、義夫君も大よろこびをしていますから――」だがその日のうちに、その父親はおそろしく達者な巻舌で、湯気を立てながら我鳴りこんできた。
本庄陸男 白い壁 青空文庫
「それではあんまり可哀そうだ――」と杉本はつい口を辷らかして義夫のために骨折ろうとするのである。
本庄陸男 白い壁 青空文庫
「先生、あたいも遊んで行かあ――」と塚原義夫は父親と別れ、教師の腕にすがるのであった。
本庄陸男 白い壁 青空文庫
そばにいた相棒の塚原義夫は、元木の頸に手をかけ、その顔を覗きこみながら断定するのだった。
本庄陸男 白い壁 青空文庫