辺界
へんかい
名詞
標準
文例 · 用例
青空かくも荘厳に、大水更に神寂びて大光明の遍照に、宏大無辺界中に、うつらうつらの夢枕、煩悩界の諸苦患も、こゝに通はぬその夢の限も知らず大いなる。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
是を以て箭を頭髻に蔵め、刀を衣中に佩き、或は党類を集めて辺界を犯し、或は農桑を伺ひて以て人民を略す。
— 喜田貞吉 『武士を夷ということの考』 青空文庫
景行天皇の詔にも、山に邪神あり、郊に姦鬼あり、衢を遮り、径に塞がりて、多く人を苦しましむとも、またそれを具体的に述べて、東夷のうち蝦夷もっとも強く、党類を聚めて辺界を犯し、農桑を伺いて人民を略すともある。
— 喜田貞吉 『人身御供と人柱』 青空文庫
青空かくも莊嚴に、大水更に神寂びて、大光明の遍照に、宏大無邊界中に、うつらうつらの夢枕、煩惱界の諸苦患も、こゝに通はぬその夢の限も知らず大いなる。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫