全人生
ぜんじんせい
名詞
標準
the whole life
文例 · 用例
悟るということは、生命の遍満性、流通性を体証したことで、一|匹の鯉魚にも天地の全理が含まれるのを知ると同時に、恋愛のみが全人生でなく、そういう一部に分外に滞るべきでないとも知ることです。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
」 私は、それ以来、人間はこの現実の世界と、それから、もうひとつの睡眠の中の夢の世界と、二つの世界に於いて生活しているものであって、この二つの生活の体験の錯雑し、混迷しているところに、謂わば全人生とでもいったものがあるのではあるまいか、と考えるようになった。
— 太宰治 『フォスフォレッスセンス』 青空文庫
一切が、この全人生がわれわれに与える、あの幻滅です。
— ENTTAUSCHUNG 『幻滅』 青空文庫
そしてこの苦々しい嘲弄的な蔑視は、彼自身と全人生とにまで広がっていた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
全人生の意義は挙げてことごとく、この理想を指して進むことに存している。
— KREITSEROVA SONATA 『クロイツェル・ソナタ』 青空文庫
そして私の全人生は、東洋に住むあらゆる白人の人生は、誰かに笑われないことを目指す苦闘の連続だったのだ。
— ジョージ・オーウェル George Orwell 『象を撃つ』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は全人生をかけて、一つの研究テーマに没頭した。
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彼の全人生は、挑戦と困難の連続だった。
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全人生を悔いなく生きることは、多くの人の願いだ。
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