邪視
じゃし
名詞
標準
evil eye
文例 · 用例
これは邪視を避くるに女陰を以てすると同一の迷信から出たらしい。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
邪視の詳しき事は、『東京人類学会雑誌』二七八号二九二頁以下に長く述べ置いた、ただし支那説は虎が女陰を食わぬばかりで、見たら逃げるとないからアフリカの獅のごとくこれを怖るるでなく単にその臭味を忌む事という意味らしい。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
南洋ヂューク・オブ・ヨーク島の人は邪視を怕れぬが、詛言は破詛者に禍ひすと信じ、多くのサモア島人は、今も詛言を懼れ、屡ば重病を受く。
— 南方熊楠 『詛言に就て』 青空文庫
米人リーランドの『俗伝に残った、ユトラスカとローマの旧習』(一八九二年ロンドン版)にいわく、「イタリアのロマニヤ地方の民、邪視と妖巫を避け、奇幸を迎うるため壁に蛇を画く、ただし尾を上に頭を下に、身体諸部混雑して結び居るを要す。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ペルシアで絨氈の紋の条を、なるべく込み入って相|絡んだ画にするも、邪視を禦ぐためだ」とあって、長々その理由を演べ居る。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
リーランドいう、妖巫や邪視する人が、かく縺れ絡んだ物を見ると、線の始めから終りまで、細しく視届けるその間に、邪念も邪視力も大いに弱り減ずる故、災難を起し得ぬ。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
而してその妖巫の眼力が邪視だ。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
邪視英語でイヴル・アイ、伊語でマロキオ、梵語でクドルシュチス。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
迷信深い人々は、邪視を避けるためにお守りを持っていた。
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古代の文化では、邪視の信仰が広く存在した。
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彼女は誰かの邪視を感じるたびに、不安になった。
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ウィキペディア
邪視(じゃし)は、世界の広範囲に分布する民間伝承の一つ。悪意を持って相手を睨みつけることにより、対象者に呪いを掛ける魔力。イーヴィルアイ(evil eye)、邪眼(じゃがん)、魔眼(まがん)とも言われる。
出典: 邪視 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0