敏活
びんかつ
形容動詞名詞
標準
quickness
文例 · 用例
そこで生活で敏活な人が芸術で敏活とはいかないし、芸術で敏活な人が生活では頓馬であることもあり得る。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
尤もこれは結果から見ると鼠を捕えたりするときに必要な運動の敏活さを修練するに有効かもしれない。
— 寺田寅彦 『ゴルフ随行記』 青空文庫
これは鳥の眼の調節の速さと、その視覚に応じて反射的に行われる羽翼の筋肉の機制の敏活を物語るものである。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
しかし人間にはシグナルがあり法律があり道徳があるために鳥獣の敏活さがなくても安心して生きて行かれる。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
蜂は絶えず三|人の存在を警戒しながらも、一|心に、敏活に働いた。
— 南部修太郎 『畫家とセリセリス』 青空文庫
日本の兵士は、寒気のために動作の敏活を失った。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
挙動は敏活でなくてむしろ鈍重なほうであったが、それでいて仕事はなんでも早く進行した。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
鶺鴒が黄色と白との羽根を敏活にひらめかして二羽だけ雪の河原を飛び※つてゐる。
— 有島武郎 『春』 青空文庫
作例 · 標準
彼はベテランの職人らしく、敏活な手つきで部品を組み立てていった。
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危機的な状況下で、リーダーには敏活な意思決定が求められる。
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犬が敏活な動きでフリスビーを追いかけ、見事に空中でキャッチした。
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